福島先生には敬意を表しますが、脳外科以外の日本の医療については、まだ認識不足の部分があると思います。<P>「手術成功率の低い医師には再教育を」<BR> まったくもってその通りですが、治療成績の明らかにならない科の医師(皮膚科や内科、精神科など)についての評価はどうします? 激務で給料も安い医師ばかりが責められ、9~5時の生活の開業医が技術の評価も受けないまま破格の高収入を得ている現状を、変えなければならないと思います。<P>「医科大学を減らし、医師を厳選する」<BR> 都会はともかく、東北や北海道は(過疎地でなくとも)医師不足に悩んでいます。医師数を減らすなら、地方への分配を(行政が)考えなくてはなりません。しかし「職業選択の自由」という観点から見れば、強制的に地方に派遣するのは無理でしょう。<BR> また医師を厳選するといっても、偏差値が良い人間が良い医者になるとは限りません。私は現場で、名門国立大出身の仕事のできない医師を数えきれないほど見ています。<P>「大学病院の給料は安すぎ」<BR> これに関しては諸手を挙げて賛成です。一般の方は「医者はみんな金持ち」という誤った印象を持ちすぎていると思います。アメリカの医師に較べ、日本の医師(勤務医)がいかに薄給か。さらに皮膚科や眼科などの個人開業医(クリニックなど)がいかに高収入か、ということを区別して認識すべきでしょう。
「ゴッドハンド」<BR>「サムライウオーリア」<BR>「ブラックジャック」そして・・<BR>「ラストホープ」<BR>人は皆、最上級の賞賛をする人、Dr.福島孝徳。<BR>以前、TBSでみて気になった人でした。<BR>しかし、Dr.福島は、自身を、<BR>「神に助けを求める医者・・・で、何度も助けてもらった医者」と語る。<BR>鬼手仏心(本文参照)だ!<P>そんなDr.福島の行く先々は、<BR>「福島祭り」<BR>「福島フェスティバル」となる。<BR>人間的にも魅力的な人なのだろう。<P>久しぶりに人物伝で面白いと思いました!!
ゴットハンドを持つ医師・・私はTVを見て福島先生の本を読んでみた。<BR>人の命を救う ・・ 偉大なことである<BR>こんな医者がいるのか! そんな感覚を持っている。<BR>それも日本では受け入れられなく、世界にて認められる。<BR>『血一滴は金一グラム』『手術で大事なのはていねいさだ』<BR>『手術室に入るとき神様お願いしますと心の中で祈る』<BR>『完璧な手術には完璧な器具がいる』『患者さんのそばに』など<BR>医師としてだけでなく、他の事をやっていても素晴らしい人だったにちがいない。<BR>仕事上には、人生上には、哲学・理念が必要である。謙虚さと感謝が必要である。<BR>この本を読んで 日本人として誇りに思う。<BR>また、一人でも多くの誇りに思える医師の出現を望みます。<BR>先生にも多くの医師に考え方を語っていただきたい。