犬との生活をはじめて1年、ぜんぜん思うようにいかず悩んでいました。<BR>「飼い主からの手紙」という、本文の前にも触れられていたように、<BR>何度もこのまま諦めてしまおうかと、真剣に考えた時もありました。<BR>うちのワンコが特別ダメな子なんて考えた私が間違ってた。<BR>私が諦めた瞬間、この子の成長は止まってしまうんですものね。<P>テクニックじゃなく、心だということがわかりました。<BR>粘り強く、コツコツと付き合っていこうと思います。<BR>本を読んだ後、思わず「ありがとう」という気持ちになりました。
私は4ヶ月前に子犬を飼い始めたのですが、『人懐っこくかわいい』『心を癒してくれる』『ご主人の言うことを素直に聞く』etc...といった当初の期待は直ぐに崩れてゆきました。思い通りにならない歯がゆさからのストレスで毎日がやりきれない想いで一杯でした。小さいくせに手におえないリトルモンスターを何とか更生させようと訓練師にお願いしようとも考えたのですが、自らの責任を放棄して子供の育児・教育を他人に任せにするようで何となく気が進まず、何か良い解決方法は無いものかと数冊の本を買って読みました。偶然、その中の一冊がこの本だったのですが、読み進めるうちに救われていくような気持ちになりました。しつけテクニックをリストアップしている本は世の中に何冊でもありますが、この本はテクニック以前の飼い主の犬に対する関わり方を重視していて、飼い主に必要なのに欠けている認識をピンポイントで指摘してくれるような展開で内容が書かれてあります。読み終えた時には足りなかった部分が埋まった充実感があり、そうすると不思議に我が家のチビに対しても優しくなれ、チビもチビでこちらの気持ちが分かるのか次第におりこうさんになってきているように感じます。今、犬のしつけで悩んでいる人、悩んでなくてもこれから犬を飼おうとしている人がいれば、絶対、真っ先にこの本を薦めます。色んな本があるけれど、この本が一番。 絶対オススメ。 話は変わりますが、親子関係・人付き合い・会社での部下のコーチングなどにも参考になる本ではないかとも感じました。とにかく素晴らしい一冊。筆者の三浦さんに心から感謝します。
特に困ってなくても読んでみると為になると思います。<BR>愛情を持って接する、愛情と躾を混同しないことが大事、飼主が利口になることが一番の近道だという事が書かれてます。<BR>文章も分かりやすく読みよいです。<BR>ただ、多頭と暮らしてる場合の楽しさについてあまりふれてなくマイナス面ばかりが書かれてるように感じました。<P>安易に多頭と暮らす事がないようにとの配慮でしょう。が、我家は大型犬3匹とてもイイ感じに暮らしてるので、その点が少し残念でした。