ダヴィンチコードを読んで多くの謎に疑問を持ち、<BR>真実を知りたいと思う方はまずこの本で浅く<BR>ダヴィンチコードの下敷きとして使用された文献や誇張の部分を学び<BR>次のステップで別の関連本を読むと良いでしょう。<P>これを読んで興味を持った分野の関連本を読むことで<BR>ダンブラウンが私たちに開いた新たな知識への扉が<BR>生かされると思います。<P>主要なタネ本の評価については<BR>このサイトで述べられていることが非常に参考になります。
~私は日本母性文明論を長く講義して来た。この中で日本が先進国中唯一母性文明を維持して来た国であることを主張して来た.現に世界を支配しているユダヤ・キリスト教文明は、回教も含め父性文明であり、中国を中心とする東洋の儒教も然りである。サイモン・コックスのこの本は近年世界でベストセラーとなったダン・ブラウンの著書「ダ・ビンチ・コード」の注~~釈として其の背景にある歴史的事実を様々な角度から綿密に記述しているもので、キリスト教の歴史のみならず、人類の文明の中で母性文明がいかに排除、弾圧されて来たかを知る上で、特に其の経験を持たない日本人に取り、西洋文明を理解するために不可欠な参考書である.この意味で私はこの本を「ダ・ビンチ・コード」以上に推奨したい。~
本書は、「ダ・ヴィンチ・コード」に登場する建物・人物、伝説等を現在の研究での位置付け・成果を解説してある、「ダ・ヴィンチ・コード」の参考書のような気がします。「ダ・ヴィンチ・コード」でのキーワードの説明不足を補う書として充分合格点だと思います。<BR> またイエスの血脈等の古今の研究成果を確認できて、さらに他の文献で深く掘り下げてみたくなります。簡潔で非常にわかりやすいです。<BR> 是非「ダ・ヴィンチ・コード」を読み終えてからお楽しみ下さい。