この方々が話されているようなことを発することに日本人はなぜ嫌悪感を抱くのでしょうか。中国やアメリカではこれぐらいのレベルでは甘ちゃんです。政府による思想統制に操られる必要はありませんが、事実を踏まえた上で国(=家族)を守るための理論武装をすることは近代化された国で高等教育をうけた国民に課せられた義務です。義務は放棄して権利だけ主張する米国人でもそれは常識です。国益を守らないと損をするのは我々の子供です(無駄なODA、領土強姦、不要な賠償金)。<P>私はためになりそうなページを折る習慣がありますが、この本の三分の一は折ってしまいました。参考までに一部を抜粋します。<BR>①ニクソン大統領は来日時に「1946年、アメリカは善意の誤りを犯した。敵を見誤った」と発言<BR>②南京大虐殺記念館を中国はユネスコの世界文化遺産に登録申請までしてます。<BR>③昭和27年の独立回復後、東京裁判否定の国会決議がなされていることを、いまの日本人は思い起こすべき。<BR>④~韓国政府が協定締結により個人の対日請求権が消滅することを確認、個人補償に関しては「韓国政府が個人請求権保持者へ補償義務を負う」と明確にしていた。<BR>⑤インドネシアの独立記念碑、そこには独立記念日が日本の皇紀で記されているはず。彼らは西暦もイスラム暦も使わず、独立を援助してくれた日本の皇紀を使った。<P>そして何よりも同感したのが、八木氏による巻末のくだりです。「いまの日本人のひとのよさは戦前にいきた日本人と変わらないものであろう。であれば、そのひとのいい日本人がシナ大陸や朝鮮半島にでかけた途端に皆殺しなどできるか」。この理論には明瞭な論証はないですが、中国人や米国人を含めた外国人と接するたびに私もそう思ってきました。<P>我々はこのような本を読み、海外経験をつみ、そして国(家族)の将来について考える必要があります。
まともに反論出来ない者は、全く説得力のないこき下ろししか出来ない。<BR>読まずに書いている事が明白なレビューを、恥ずかしげも無く書くとは。<P>本書について:学会批判はあれど、統一協会と自民の繋がり、それに対する批判<BR>には触れていないのが残念だ。真の保守ならば、勝共連合の批判は必ずすべきだ。<BR>反共を偽装した、最強の反日組織なのだから。
同時代批判は勇気がいる。数年のうちに結果が出るからだ。それより象牙の塔に籠もって、蛸壺の中でシコシコ化石研究でもしていれば安全だ。大学の先生として給料ももらえ、批判に晒されまい。<BR> この三人は、同時代を斬っている。しかも名指しで。その点、凡百の蛸壺学者と全く違う。日本一の大教団のボスも名指しで批判している。命懸けの覚悟だ。小泉の「くのいち刺客」どころではない、知ってる人は知ってるだろう、東村山市朝木市議殺害事件等等を、、。これ以上は云うまい。<BR> 心が動いた時、私は信頼感を持つ。本書で扱われた内容は政治経済歴史等をカバーして、テクニカルタームもありなかなかヘビーとも言える。<BR> しかし、私は本書の随所に心が動き感動した。それは、歴史事象をその時代に飛び込んでその時代の空気の中で、本人の心の中に入って捉えようとする想像力が三人の中にあるからである。それは思いやりであり、やさしさだと思う。左翼には、その思いやりがない。基準が心にない、教条にあるからだ。現在の視点から断罪するのみ。その冷たさが恐い。その冷たさは人を幸福にしない。<BR> 本書で名指しで糺された人々は、人間を幸福にしない人々。<BR> 知っていて犯す罪より、知らないで犯す罪のほうが重いという逆説がある。まさに、現在の政治家、オピニオン・リーダーの歴史に対する無知は、大きな、罪なのである。<BR> 本書が10万部でたら、希望が持てる。それが満員の野球場くらいの部数だとさみしい。どうだろうか?