社長になってまだ3年の駆け出しですが、諸先輩の経営者の方々から、<BR>「牟田先生の本とセミナーはとても参考になるよ」と言われ、以前から<BR>本も購入して目下、勉強中です。<P>今回の書籍は、会員さん向けの案内状に同封されている月毎の視点<BR>(今月の視点という名前だったと思います)に加筆訂正、さらに<BR>新原稿を加えられてまとめたように思われますが、内容の濃さは<BR>素晴らしいの一言。<P>牟田先生ならではの経営の数字に加えて人間味と情の部分が深く<BR>表現されていて、「何のために経営をするのか」を改めて考えさ<BR>せられる珠玉の一冊だと思います。<BR>数えてみましたら88項目もの着眼を提示されている本書を、特に<BR>同胞の若き経営者の方にお薦めしたいです。
最近の経営書は、金持ちにすぐなれるか、アメリカから入ってきた概念の解説書、もしくは自分と会社を売るためのPR本が多すぎた。<BR>それにくらべ、さすがに長年社長をやっているだけに会社や商品や社員やお客さんに対する洞察が、深くそして広い。<BR>強く共感する部分や忘れていた経営に対する真摯な姿勢、社長としての<BR>勇気をもらった気がする。
あの中村天風の本を出している会社(日本経営合理化協会)の社長が書いた本ということでふと読んでみました。<BR>著者の牟田氏はかなり有名なコンサルタントらしい。<P>私は今はサラリーマンだが、以前小さな会社を経営したことがある。<BR>そのときは無我夢中で経営本などまったく読んでおらず、事業もうまくいかず、倒産してしまった。<BR>当時を思い出しつつ読んでみると、出てくる出てくる。自分が苦しんだシチュエーションや、自分が失敗した原因がずばり指摘されている。<BR>言葉の一つ一つが強烈なリアリティをもって迫ってくる。<BR>著者はよっぽど多くの事業の成功・失敗を見てきたんだと思う。<P>「経営本なんて意味がない」と思い込んでいた当時の自分に読ませたい。これから経営者を志す人は必読だと思った。