エディシォン・ドゥ・パリ のシリーズはどれもおしゃれで素敵で現実感がありますが、これはその中でも一番だと思います。<BR>好みもあるでしょうが・・・。<BR>本当に快適な部屋は適度に散らかっていて目に付くところに物が多い、と思う私にとって、日本のインテリア誌は整い過ぎています。<BR>おしゃれだけど現実味がないんです。<BR>でもヨーロッパの都会のおうちは、極端に広いわけでもないし、それなりに散らかってて生活感があって、しかも素敵。<BR>普通よほどの場合を除いては、家の中にはいろんなテイスト・いろんな時代の家具があるもので、統一したら勿論おしゃれで綺麗だけど、実際するのは無理ですよね。<BR>そして「ばらばらのテイストだからおしゃれに出来ない」と思ってしまう。<BR>でもこの本を見てると、どのおうちもモダンな家具と古びたアンティークが同居していて、しかも違和感なくまとまっているし、片付き過ぎてる訳でもないのに、なんだか素敵。<BR>家具を買い換えなくても素敵にできるエッセンスが詰まっています。
色使いや花の飾り方なんかはさすが!とうならせる<BR>オランダのおしゃれなお部屋の数々。<BR>欄外にあるオランダ料理のレシピや、おしゃれショップの紹介、<BR>簡単なオランダ語の紹介もなかなか面白い。<BR>思わずお部屋の模様替えをしたくなる、そんな<BR>ワクワク感いっぱいの1冊です!
私のインテリア・コンセプトは「基本はシンプル」「でもほどほどにごちゃごちゃ」「最終的には居心地がよいのが一番」なのですが、それを具現化した部屋がここに、という感じの本です。<BR>あまり重々しくない等身大の家具を気持ちよく配置してあって、ゴージャス過ぎず、でもそれほどチープな感じもなく、シンプルだけどカラフルで、こりすぎず自然で、花がふんだんに飾られていて、清潔ですがすがしい。そしてほどよい生活感にあふれています。<BR>ぱらぱらと眺めていると、「自分の部屋もきれいにしよう」と素直に思える本です。休日、掃除の前に開くと良いかもしれません。