子供に胎内での記憶があるという前作から、今度は「どうして生まれてきたのか」に話がすすみます。お母さんを選んできたという子供たちの声は、何か不思議な縁を感じさせます。一緒に生きていくことを選んでもらったんだと思うと、素直に感謝の気持ちが出てきます。<P>子供が家に来たのは偶然ではない、そのことをこんな形で見せられるとは思っていませんでした。ひとそれぞれ、ここで生きている理由はあると思うけれど、こんなシンプルな形が一番心を打つかもしれません。<P>子供を持つことが素敵だと自然に思える、素敵な本です。
胎内記憶のあるお子さんはお母さんとの温かい触れ合いの中で、お話してくれます。毎日ほんの少しでいいのです。お子さんに話し掛けたり優しくなでてみたり、そんな触れ合いのきっかけとして、「ママのおなかにいたときのこと」をきいてみてはいかがでしょうか?とてもとてもやさしい気持ちになれるはずです…。私は、このシリーズの池川明先生の著書は全部読みましたが、おなかにいたお子さんを亡くした経験のある方にもぜひ読んでいただきたいと思います。きっと、この本にまとめてあるお子さんの言葉に癒されるのではないかと思うことがいくつかあるからです。ぜひ、興味を持って気軽に読んでみてください。そして、ホロリとしてください。子育てを楽しんでやってみようという気持ちのエッセンスになるのではと思います。
小学校に勤める知り合いから薦められ購入しました。目からウロコでした。最近の社会情勢、子どもに対するニュースは暗いもので、「子どもは親を選べない」かわいそう、とかそういうことを思ってしまいがちですが、子どもは大人を見て生まれてくるんですね。親は子どもに「育ててもらってどの口きいてるんだ?」と言ってしまうこともあるでしょうが、親だって子どもにそだてられてるんだと。。。この本を読めばそういう言葉は出てこないですね。