フランス人が書いた本で..すべてルクルーゼを使ってお料理をしています。<BR>田舎風ポトフ、魚介類のスープ、ビストロ風オニオンスープなどのスープが6種類。<BR>つみれのマリネ、アスパラガスの煮込みなど4種の野菜アントレ。<BR>あさり入りポークソテー、オックステール入りごった煮、ニース風牛肉の赤ワイン蒸しなど8種類の肉料理。<BR>ムール貝のマリニエール、プロヴァンス風マグロのローストなど6種類の魚介類料理。<BR>鴨のリエット、おばあちゃんのチキンなど4種の家禽料理。<BR>チェリークラフティ、オレンジピール入りライスプディングなど6種のデザート。<BR>気取ったフランス料理ではなく..ビストロ風、田舎の味..本当の意味でのフランス料理だと思います。それを我が家流にアレンジ、日本人向けに作ると愉しくなります。
フランスのいろんな地方の家庭料理がふんだんに紹介されています。<P>私が今まで試してみたのは、アンジュ地方のリヨー(豚バラの油煮)、バーガンディの牛肉の赤ワイン煮、ノルマンディーの豚フィレとりんごのロースト、それからバスクのピーマンの炒め煮と、ムール貝の白ワイン・ソース、です。<P>ピーマンの炒め煮はうまくできなかったけど(多分、煮込み過ぎた)、他はどれも素晴らしかった。作り方も、フレンチと聞いて想像するようなコムズカシさはありません。ただ、牛肉の赤ワイン煮など、時間のうんとかかるものもあります。オーブンでの煮込みだけで3時間。でもいったん鍋を入れてしまえば、後はほとんどやることがありません。私はこの間、家事を全て片付け、仕上げにチェックのクロスを食卓に敷き、一方、夫はおすすめのワインを探しに出かけました。<P>それでもって、出来上がりには、もー大々満足。あぁ、おいしい、うれしい・・・。一晩の至福を味わいました。<P>レシピは、野菜ふんだんのものやデザートもあり、バランスがいいです。が、全体として肉系が強みのような気がします。油やバターもかなり使います。フレンチなので、当然そうだろうと思いますが。<BR>でも、ムール貝は、シンプルかつこれまた絶品でした(フランスではないけれど、ブリュッセルを旅行したときに食べたのを思い出した)。他の魚介のレシピもこれから試すつもりです。<P>ワインの好きのグルメな人には、たまらない一冊だと思います。
家に凝った食器が無くても、このレシピで作ったお鍋を<BR>ポンと食卓に出し、ワインとバゲットを添えれば、<BR>簡単にフランスの田舎にあるビストロの気分が楽しめるのが<BR>この料理本の凄いところです。<P>全てのレシピに、調理時間・難易度・あわせるワインのお勧めが<BR>記載されているので、自分の料理の腕&時間の余裕度に合わせて<BR>レシピを選べるのが嬉しいです。<P>写真やエッセイも読み応えがあるので、見ているだけでも<BR>楽しいかも。