アジアの怪しい食べ物、商売そして明日香氏の生き方すべてが怪しい。<BR>いわゆる冒険です、第二弾を待ち望んでます。
ラーメン食べながら、この本を読んでいたら、チャーシュー食べられなくなった! でも、おもしろかった!
著者は、中国や台湾で学生生活を送り、その後は漢方薬などを輸入する商社に勤務して中国や周辺諸国を渡り歩いてきた人です。それだけに、中国のことは裏の裏まで知り尽くしているし、裏食生活ともいえる「暗黒食生活(いかもの食い)」の造詣の深さには驚かされました。<P> 詳しくは本書を読んでいただきたいのですが、曰く「中国ではヘビ、クマ、イヌなどはいかもの食いには入らない」という点から始まり、ハト、タヌキ、亀ゼリー、ニワトリの睾丸、アルマジロ、ネコ、カラス、ゴカイ、ミミズ等々驚くべき料理がこれでもかこれでもかという感じで登場します。<P> そのような事実もさることながら、最後まであっという間に読ませる著者の文章力にもびっくりします。<BR> ただし、気持ち悪いものが嫌いな方は本書は読まない方がよいと思います(私としては星5つなのですが、そのような人が受ける不快感を差し引いて星4つとしました)。<BR>