本書は親が子供に贈るのにふさわしいものである。「グッド・ラック」が贈り物として喜ばれているというのを耳にしたが、本書は更に年齢の低い小学生の中学年あたりの方にも、喜んでいただけるものと確信する。力、美しさ、勇気・・・と続いていく、人生を歩んでいくのに大切な事柄がコンパクトにまとめられて、読者を勇気付けてくれる。
大切な方への誕生日に本を贈ろうと決め込み、本屋で偶然に出会ったのがこの本でした。大人の私が大人の方へと捜し求めていたのですが、この本に出会えて良かったなと思えました。「12」の贈り物には人間に培われてきた大事な温かさが描かれているのですが、大人になり社会へ出て多忙な日常生活を送り、次第に心についてゆく贅肉を振り払う事も出来ず毎日を繰り返し、やり過ごす内に、澱み濁って見えなくなってしまいそうな、当たり前でいて、忘れてしまいがちな人にとって一番大切なものに気付かせてくれる。<P>大切な方への贈り物、又自分自身への贈り物としても素敵な一冊だと思います。
偶然、見つけたこの本には、私が大切な娘達に伝えたかったことが書いてありました。そして12の言葉には、私自身、母に育ててもらった中で、きっと母が私に伝えたかったことはコレだったんだと思う言葉が書かれてありました。とても勇気づけられ、どんなことが起こっても素直に受け止め、前向きに進んでいける気がしました。今の時代、嬉しいことも少ない、夢も持てないという人が多くなっていますが、ぜひ沢山の方に読んでほしい一冊です。