明日、娘の6歳の誕生日です。毎年、誕生日には本を一冊贈ることにしています。扉を開けたところにメッセージを書きます。「これからいろいろな友だち・仲間に出会うことでしょう。どの人もすばらしいところをもっています。人の良いところ、ステキなところを見つけられる人になってください」と書きました。2年前、息子の7歳の誕生日には『おれはティラノサウルスだ』を贈りました。ウルトラマンシリーズは、子どもたちが物心つく前から読み聞かせてボロボロです。かなり宮西達也の世界にはまっています。素直に感動したいですね。
子供たちに読み聞かせているはずが、シリーズ1冊目の”おまえうまそうだな”とこの本は私自身が本の世界にどっぷりつかってしまい最後の方は涙がはらはらとでてきてしまいます。読み終えてふと隣を見ると6歳だった長男も涙を流していてびっくり!挙句「か~わ~い~そ~」と号泣に近い感じで泣かれてしまい、母が泣くわ、兄も泣くわの異常事態に次男がおろおろしていたのを思い出します。下の子に比べ3年分の理解力、思いやる気持ちがこんなに育っているのだなあと気付きました。涙ものでも主人公が動物や人間でなく恐竜である所が男の子の興味をひいたみたいでしたよ。アバレンジャーの影響でしょうか?この本を通してこんないい時間をこの時期の子供と一緒に共有して味わえてよかったなあと素直に思えた一冊です。
ティラノサウルスのこのシリーズは子供たちに人気の本です おまえ、うまそうだな、にもちょっと通じるところがあったりして、(赤い実)お話もほろりとしてしまったり。本当はティラノサウルスって、友達思いで、いいやつなのかもね。最後には読んでいる私のほうがじーんときてしまいました。