内容、かなりくだけていて気楽に面白く読めました。<BR>コンセプトとしてはとても興味深いと思います。<BR>(テーマは有限だと思いますが)<BR>再放送かDVD化してもらえれば多分見ると思います。<BR>とりあえず続編も購入して読んでみます。<P>この本自体もお厚くて電車で読むには重いのがちと難なのも<BR>コンセプト上愛嬌。
フジテレビの同名の深夜番組からの単行本で、内容は放送されたものとほとんど同じです。分厚く難しい本を、いろいろなものに例えて、わかりやすく解説しています。その例えも、「女子アナ」や「アイドル」、はたまた「業界」など、お厚い哲学の本とはまったく関係ないものとなっているところが、新鮮で面白くもあります。<BR>たったの300ページで、世界の名著20冊を読んだ気になれるという、ある意味画期的な本です。<BR>巻末には解説付きの参考文献リストも載っているため、さらなる哲学の世界にも無理なく入り込むことができます。<P>さて、内容的には放送されたものと同じなのですが、やはり微妙なニュアンスは違いますし、活字ということでバカらしさも多少失われています。放送を見た人なら、読んでいるうちに映像と音声が思い出され、無理な例えもおもしろおかしく理解できると思いますが、放送を見ていない人には、少々つらいかもしれません。<BR>ただ、哲学の入門書としては、今までになかった面白い本だと思います。
フジテレビで深夜に放送されていた、同名の番組を本として編纂したものだそうです。放送をみていなかった私でも、十分楽しむ事が出来ました。<P>「女子アナで読み解くサルトルの『存在と無』」のように、一作ごとに読者に分かりやすいよう「例え」が為されているのですが、ちょっと苦しい例えが多かった…でも、面白いからアリ。<P>「お厚い本の内容がたった数分で分かる」というのが歌い文句なのですが、最近流行の「あらすじ本」とは違い「なんとなくクリスタル」的な注釈や作者に関する薀蓄(うんちく)が満載で「これはちょっと原作を読んでみようかな…」という気にさせられる構成になっています。<P>とっつきにくい「お厚い本」へ若者をお誘いする本…という感じで、これも昔深夜に放送されていた「文学のススメ」という番組を思い出しました。<BR>再放送があれば、是非テレビのほうも見てみたいですね☆