日本の水田が米だけでなくいかに豊かな生命をはぐくんでいるかよくわかる本。写真が大変クリアで見やすい。生き物採集の大好きな子にプレゼントしたら必死で(フリガナがないので)読むと思います。
写真家内山りゅう氏の作品はオオサンショウウオのものを見て知っていましたが、テレビ番組「情熱大陸」での同氏の姿を見てそこで登場してきた田んぼの光景を見たくて本書を購入しました。<BR>届いて見てまず驚いたのはその素晴らしい内容です。<BR>しかもこの価格!!<BR>たいした内容もないのに値段だけは高いものがあふれていますが、本書はちょっと違います。<BR>よくこの価格で売ってるな~。<BR>必ずあなたも満足するでしょ~。<BR>写真はもちろんですが、構成もすごくスッキリ&キッチリしています。<BR>図鑑にありがちなちょいと幼稚?!な構成ではありません。<BR>見やすい! そして文章もわかりやすい!<BR>なつかしい日の田んぼに行きたくなりました。<BR>本書は枕元に置いて眠りたい大切な一冊です。
「田んぼ」という環境を軸にまとめた網羅的な図鑑としての価値は極めて高いと思う。<BR>多種多様な生き物たちが、季節に応じてこれだけ生息していることに改めて驚かされる。<BR>単なる生き物カタログではなく、日本固有種の減少や日本の原風景でありながら意外と知られていない田んぼの現況など、現代日本が抱えている様々な問題点が、生き物を通して伝わってくる本である。<BR>学校用の教材としても是非とも活用すべきであろう。