この本は久しぶりにほんとに面白いって思えた本でした<BR>なんか現実にありそうでない話。<BR>でもすごいリアルだなーって思うところもあったりでとにかく面白い!<BR>最後の終わり方もなんかすっきり終わっていて<BR>読み終わったらなんかいい気分になれた。<BR>オススメです!
本の雑誌社98年度年間ベスト2の作品です。<P>範疇的には児童書なのだろうが、セリフが多くて間合いもよく大人が読んでも十分に楽しめる内容となっている。特に案内役のプラプラと真との会話は楽しめます。途中でプラプラがいなくなるシーンなんかは心配になってきちゃいました(笑)<P>下界で体を借りる“ホームステイ”によって今までわからなかった周りのことが、次々と解明して行く過程が鮮やかに描かれています。<BR>予想していたよりも感動的じゃなかったが(ラストが予期できたためかなあ)そういう予想を通り越して読むべき本なのかもしれません。<BR>ワクワクする本という形容がぴったりといえそうです。<P>“自殺や援助交際”などのテーマをうまく使っている。大人からすればそこまで悩む事はないち?にと思っていることをこの作品を読むことによって、自分の子供の頃に投影し、理解できるはずだ。<BR>言い換えれば、自分という存在を枠の中にあてはめてしまっている私達を、視野の広い世界に連れて行ってくれる1冊と言えそうです。<P>読んだあとあなたの心もきっと“カラフル”になるでしょう。
もし、人生をやり直すことができたら……。 みんな、一度は考えたことがあるんじゃないかな。 けれど、都合が悪いことが起こるたびに、リセットできる人生はない。だからこそ、人生って大切なのかもしれないけど。 森氏の作品は、どれも世紀末の人々の思いをうまくかけていると思う。時代の空気が感じられます。<P>わたしは、個人的にはスピリチュアルな作品(あんまりこのジャンル分けも好きじゃないけど)だと思っています。 で、好きです。