「とちく」についての くわしい事が書かれています。<BR>もともと子供向けの本なので かみくだいて わかりやすく書かれています。(10歳くらいから読める)<BR>大人が読んでも面白く ためになる内容です。1~2時間で読みきれます。<P>お店で売っているお肉が どうやってどこからくるのか。<BR>お肉を食べる人(ほんとはそれ以外の人みんな)に、読んで欲しい本です。<BR>なぜ「とちく」を隠すようになったのか、その歴史などもわかりやすく書いてあります。<P>知らなかった自分が恥ずかしいと思いました。<BR>でも、誰も教えてくれなかったのも事実です。<BR>色んな事情で隠されてきてようですが…もうオープンにしてしまってよいのではないか?と思いました。<P>小学校や中学校の道徳の時間で教材にして欲しい本です。
私たちが快適な生活を追及する裏では、おびただしい数の動物たちが犠牲となっています。私たちが自分の専門とすることについて、自分が関心を向けることについてどれだけ詳細な知識を持とうと、皆に共通する毎日毎時の営みである「食」について、その現実の姿をこの目で捉えられることは現代の都市ではほとんど無いといっていいでしょう。そうして私たちは自分の存在の根っこを見失っていきます。私たちが実感や自覚を喪失した、かなりヤバい状態を生きているのではないかということに森達也は光を当てています。森氏は「1999年のよだかの星」というドキュメンタリー番組でこれまた私たちの日常の背後に深く根を下ろしている動物実験の問題に切り込んでいます。この本を読んだから何かが変わるわけではないけれど、私たちが自分たちの道を歩み始める第一歩にはなると思います。少なくともブタが笑いながら丼をすすっているラーメン屋に何の疑問も持たずに入店してしまうグロテスクさに立ち止まることができるのではないでしょうか。世代を問わずお薦めしたい本です。
子供たちに話しかける調子で、しかもイラストがとてもかわいいのに、物凄く大切で、あたりまえな、でも私達の大半は普段意識していない問題を扱っていていて立ち読みで思わず泣きました。<P>「いただきます」「ごちそうさま」も心を込めて言おうと思いました。<BR>子供達だけでなく日本人みんな読んだらいいなぁと思います。