自閉症の子どもがいるので、役にたつかなと購入しました。実際に育てている立場からすると、目あたらしい事や役に立つことはあまりなく、正直がっかりしました。<P>ただはじめて発達障害児に接する方や、診断を受けたばかりで子どもに何をしていいのかわからず困っているかたには役に立つ本ではないのかなと思います。子ども、というより乳児のいるお母さんに読んでほしい本です。
ASDの人たちと世界や社会の意味を共有するために有効なテクニックの「コミック会話」に関する本です。著者のキャロルグレイはソーシャルストーリーの開発者としても有名です。この本はコミック会話のやり方が解説された本です。内容についてはやや物足りない感じを受けるかもしれませんが,その物足りなさは,購入された方が日々実際にコミック会話を使う中で埋まっていく内容だとおもいます。<BR>特に高機能の方と日常的に接する方は熟読されるといいのではないでしょうか。
この本の他にキャロル・グレイのソーシャル・ストーリーに関する本が出ていますが、かなり幼い子どもを対象にしている感じでした。コミック会話は、高機能やアスペルガーの学童期の子どもにむいていると感じました。是非、試してみたくなります。いろんな例が載っていたらいいのにという感じではありますが、値段が手ごろで購入しやすいです。