急行「北極号」 みんなこんな本を読んできた 急行「北極号」
 
 
  ●トップページ   ●研究員紹介 ●研究所規則 ●著作権・免責・リンク ●掲示板 ●更新情報
仕事関連

▼お仕事のご依頼

執筆、取材、講演のお問い合わせはこちらからお願いします。

▼広告のご依頼

MM-Labo.com内への広告のご希望はこちらからお願いします。

急行「北極号」 ( クリス・ヴァン・オールズバーグ 村上 春樹 Chris Van Allsburg )

地面からすくい上げるように描いたローアングルからの絵があるかと思えば、空から俯瞰する構図で捉えた絵もあります。近景をクローズアップした絵もあれば、遠くから景色を眺めるような、そんな雄大な絵もあります。頁をめくっていくうちに、まるで映画を見ているような、映画のカメラワークを楽しんでいるような、そんな気持ちにさせられました。<P>話は、クリスマス・イブの夜中、ひとりの少年のもとに汽車があらわれるところから始まります。汽車の名前は、急行「北極号」。<BR>「みなさん、ご乗車くださーい」の車掌の声に誘われて、少年が「北極号」に乗る場面から、しゅうふっふ、話は静かに滑り出していきます。<P>話そのものには、それほど面白さを感じませんでした。でも、オールズバーグの絵が素晴らしかった。ため息を吐きたくなるくらいに。<P>ビロードの絨毯を踏むような、あたたかな感触がある絵の色彩。<P>列車や建物の窓に灯る光を描いた黄色の色合いも、雪が舞うなかで霞む街の風景も、何か魔法でも見るように幻想的で美しいんですね。絵の一枚一枚を大きくして、額に入れて飾っておきたくなりました。<P>本の帯に、「トム・ハンクス主演 映画化('04年秋)決定!」とあります。<P>オールズバーグの絵が感じさせてくれたような、あたたかく、生き生きとしたクリスマス・イブの魔法を見せてくれますように。

「少年の心を持っている」ということと<BR>「幼児性」ということは全く異なるということだと教えてくれる絵本です。<P>クリスマス・イブの夜更け、主人公の少年が外を見ると窓の外に急行列車が停まりました。<BR>そして少年は列車に乗ってサンタの国へ行きます。<BR>目の前に広がる信じられない光景、プレゼント第1号に選ばれた喜び、<BR>帰りの列車でのショックな出来事、<BR>読み進むうちにいつのまにか心は少年少女になり、<BR>自分のことのようにドキドキしました。<P>シックで高級感あふれる絵と少年の心を甦えらせてくれるストーリーは<BR>サンタクロースの存在を疑っているあなたに、<BR>きっと心のクリスマスプレゼントをくれることでしょう。<BR>ラストの1行はシンプルですが忘れられません。

幼い日のクリスマスの夢と奇跡。<BR>厳寒の雪原を走る列車の車窓からの明かりがとても印象的。<BR>忘れていた小さな子供の頃の気持ちを思い出します。<BR>それほど目新しいストーリーではないと思いますが、<BR>クリスマスが大好きな子供だった方におすすめです。<BR>村上春樹の訳ですが、それほど彼の個性は感じさせない訳だと思います。

急行「北極号」 ↑ご購入はこちらからどうぞ。
急行「北極号」&nbsp;&nbsp;&nbsp;クリスマスイブの夜、眠らずにサンタクロースを待っていたひとりの少年が、ほかの子どもたちと一緒に北極点への旅に出る――これ以上に魅力的でエキサイティングな絵本の設定など考えられないだろう。そのうえ、そんな物語を描く作家には、クリス・ヴァン・オールズバーグ以上に才能ある芸術家は望みようがないだろう。彫刻制作の気晴らしとして、軽い気持ちで絵本を描きはじめた彫刻家のオールズバーグは、本書『The Polar Express』(邦題『急行「北極号」』)で1986年のコルデコット賞に輝いたのをはじめ、絵本で数々の賞を受賞している。この『The Polar Express』には、生命力と不思議が響きわたっている。
管理人の書評: 僕はこんな本を読んできた。 はこちらからどうぞ。
| ビジネス・経済 | 金融・経営 | 漫画・アニメ | 文学・評論 | 科学・技術 | 人文・思想 | アート・建築・デザイン | 社会・政治 | ノンフィクション | 新書・文庫 | 旅行ガイド | ホビー・スポーツ | エンターテイメント | タレント写真集 | 歴史・地理 | 医学・薬学 | 資格・検定 | 暮らし・健康・子育て | 語学・辞典 | 参考書・受験 | 子供向け | 楽譜

急行「北極号」