初めて語源で単語を覚えようという人(私も)にはほんっとに最適なのではないかと感じました。扱ってる単語の中には確かにうまく発想されないものもあるけど、なによりも、その語源の知識をどれだけ身に付けられるかについては、工夫も質も最高っ!!短く簡単な例文も良いし、絵の解説も染み込んでくような解説で、単語に入りやすかったです。☆六個つけたいとこです
この本は題名に書いてあるように語源から覚えていく単語集です。<P>レベル的には、準2~2級合格者程度の人が使える一冊だと思います。その理由が、やはり組み合わせが語源からと言っても、ある程度の英語の知識がないと挫折しますね。ですが、中級レベルの人が使うには非常に良書であると思います。また、中級程度の英語の実力者がこの本をMASTERしてしまうと、きっと準1級からの単語を覚えていくのが、現在の段階の半分の力で覚えやすくなるということは言うまでもないと思います。理由は、準1レベルの単語もこの本の中に入っているからです。単語の載っている文章も非常に良い文ばかり載っているので、覚えやすいと思います。<P>☆この本のやり方☆(我流)<BR>まず、最初に困ったことは、先生にまず<BR>『P20~21まで全部覚えてきてきなさい!』といわれたことに非常に困惑したことを覚えています。どうやって、覚えよう!?と思いましたが。ですが、この本は英文と日本文が上下に載っています。ということは、日本語から英語に英作したい場合、日本文がページの下に載っていますので、下から上にという作業をして、単語と文章を覚えていきました。また、単語というものは忘れるものです。そのCHAPTER1が終わったら、次はCHAPTER1~2をやるという作業をしなければ、単語は深く定着することができません。ということで、反復作業の繰り返しです。そのほか、自分で工夫しながら、派生語も覚えていけばいいと思います。<P>現在、自分が使っているこの本はもうボロボロですね(^^;)。<BR>著者に見せてあげたいくらいです!<P>でわ。。。。〆(=ω= )<P>《ちなみに、短所の紹介!》<BR>ニュアンス的なものが載っていないことです。たとえば、CONSERVEとPRESERVEなどの違いがかかれていなかったり、単語のニュアンスは自分で辞書を調べて自分でつかめ!というような感じの一冊です。
この本で紹介されている語源すべてを覚えて、未知の単語を推測できるようになった学習者は、英語の語彙を飛躍的に増やせると思います。その意味では、語源で単語を覚える、推測するという手法はとても魅力的であると思います。<P>それでもこの評価にしたのは、この本で紹介されている単語のうち、どうしても語源から意味の推測ができないというものが多かったからです。しばしばこじつけとしか感じられないものあったり、自分の発想力の無さを痛感させられてしまうだけでした。<P>ですから、語源の組み合わせで派生した意味の成り立ちに、納得して理解できる人には有効になると思います。すなわちこの方法を有効利用するためには、英語の能力とは別の連想力・想像力が必要になると思います。<P>この本が利用する学習者にとって有効であるかどうかは、一度手にとってある程度使ってみなければ分からないと思います。語源学習を過信して全てをたくしたら、大変なことになるかも。。。<P>語彙強化に限らず、誰かにとって有効であった学習法でも、必ずしも学習者全員にとって同じような効果をあげるわけでは無いと思います。学習者の背景・前提となる知識、思考の方法などはそれぞれに異なるのですから。