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会社にお金が残る経営―決算書の意味がわからない社長のための ( 池永 章 )

Q&Aの内容が不揃いであった。面白い箇所も多いのだが、矛盾している箇所も多くあった。<BR>ほしい。次にがんばって欲しい気持ちも込めて、星はひとつにした。

貸借対照表 損益計算書・・・「決算書が読める」ということは無味乾燥な数字をあれこれ分析することというイメージがありました。<P>でも、本書にある貸借対照表を「横棒グラフ」にしたものは数字の大小がひと目でわかるものでした。資金別貸借対照表なども会社の問題点をわかりやすくする工夫として面白いと思います。<P>ただ、惜しいのは本書を理解するにはある程度の会計 経理の知識が必要なこと。逆にいえば、ある程度会計の知識がある人には本書は参考になる点が多いと思います。<BR>もしあなたが次の2つの質問に「YES」と回答するなら読んだほうがいいかもしれません。<BR> Q.「人を減らすと利益は増える?」(192頁)<BR> Q.「年収300万円で400万円の粗利を上げる社員と<BR>   年収600万円で粗利1200万円を上げる社員。<BR>   あなたは給料の安い社員を選んでいませんか?」(197頁)

私は、大阪市内で税理士を開業しております。まだ関与先が10件という開業間もない若手税理士であります。<BR>この度は「会社にお金が残る経営」を拝読させて頂き誠に勉強になりました。特に資金別B/Sは判りやすかったです。<BR>もっと判りやすい見やすい資料を関与先に提供すべきだと思いました。<BR>周囲からはこの業界が厳しいとよく言われますが、それは百も承知のこと、敢えて頑張り、もっと関与先を増やしていきたいと思います。

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