作者が非常にプラス思考だということが本書を最後まで読めばわかります。文章によどみがない。このような考え方で明るく対応するだけでも、電話口のイメージが変わりそうです。ノウハウ集というよりも精神面でサポートされる本です。タバコや些細な嗜好などの価値、怒りなども著者は否定しないし、また何かを批判することもないので、リラックスして読み進めることができます。このように心の広い人間になるということも結構重要なことなのかもしれませんね。
コールセンター業界で、浦野啓子さんといえばトレーナー・インストラクターとして、かなり有名な人物です。<BR>その浦野さんが、実際にCDに声として出演してトレーニングを行っています。<BR>また、バックの音楽や音に合わせて発声する音は、ミュージシャンの作曲でこだわっています。<BR>今までのマニュアル本にはなかった<耳で聞き、自分で声を出し、コツをアドバイスされる>新しいビジネス実務本です。<BR>実際に声のトレーニングになると、文章の書籍だけでは不十分で、中途半端な理解をすると危険です。<BR>しかし、CDで声を確認できるので、真似て出してみることができるので、すんなり理解できました。<P>独学で利用するだけではなく、コミュニケーターへの基礎研修として、そのまま利用できる箇所がたくさんあります。<BR>ただのテクニックだけの本ではなく、電話の向こうに見えるお客様への熱い想いが伝わってくるようで、意識を新たにする事ができました。<BR>まずは騙されたと思って、聞いてみてください。