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| CEO 最高経営責任者
(
トーマス・J・ネフ
ジェームス・M・シトリン
村井 章子
)
原題は「あなたは会社(組織)の責任者となった。さて何をするか。」という意味であり、大手ヘッドハンティング会社が行った3年の研究成果を本にしたものである。著名なCEOの信念、先達の教え、反省などを基に、CEOとして最初の100日間に何をなすべきかを見事に纏めている。<P>米国のエクセレント・カンパニーを率いるCEOに求められるものとして、MBAで学ぶ様な高度な経営手法が思い浮かべるが、本書に書かれていることは、その会社の企業文化の把握の仕方、活かし方であり、上司(取締役会)や部下とのコミュニケーション能力、特に「聞く」能力の重要性である。それらは、ごく当たり前のことの様に思われるが、詰まるところ、組織やそれを支える人間の力を引き出す為の普遍的な方法なのであろうと思われる。<P>マッキンゼーの元社長が新入社員に送った手紙も付録として付けられているが、「もっとも優れた社員、有能なコンサルタントは、仲間にいちばんよく助けを求める人」というのが印象的である。<P>『CEO』というタイトルになっているが、部長や課長、或いはプロジェクトチームリーダーなど、初めての部署でマネジャーになる人にも参考になる書であり、何かに迷った時には再読して勇気づけられる書ではないかと思う。
凄い本に出逢った。表紙の4人とは実際に議論させて頂き、ひとりを除いてすべて話を聞いたりケースで深く勉強してきた。彼等から直接受けた影響は計り知れない。それをどこでも手にとれるこの本は人生の指導書となるだろう。
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