熊谷氏に前から興味を持っていた僕は、書店で見つけたこの本をつい、購入してしまった。内容は、目の前の情報を徹底的にシンプルに整理するということで、デジタル、アナログ、情報収集の方法など、項目ごとにわかりやすくまとめられていて大変読みやすい。デジタルでは、インターネット・エクスプローラーのお気に入りはフォルダを管理するスペースとしても使えると知ったことは目からうろこの事件だったし、また、アナログで未来の情報や過去の情報を分けて整理するというのも、わかってはいたけれど、なかなかできない部分であったため、刺激を受けた。クマガイ式を基準にして情報整理術を磨いていくことはかなりの確率で自分の情報感度を高めるのに役立つと思う。この本は買い。
PCでのデジタル情報管理、書類のアナログ情報管理、またその2つの連携方法と、具体的ですぐ実践できることばかりです。<P>整理術というよりは、徹底した優先順位のつけかたと効率重視の方法がよくわかりました。<P>特に熊谷社長の「1冊の手帳で夢は必ずかなう」を参考に手帳をつけている方には、補足になる部分が多いと思います。私はかなり手帳が改善されました(笑)
「1冊の手帳で夢は必ずかなう」などの著作があるIT会社の社長、熊谷正寿による情報整理術の本。<BR>多忙ながら莫大な情報を取り扱う、著者が実際に行っているデジタル情報とアナログ情報の整理法が細かく説明されている。デジタルデータの整理術としては、電子データのファイル名のつけ方や、インターネットエクスプローラーとアウトルックエクスプレスを活用した電子ファイルの保管術が、アナログ式整理術としては、手帳とA4クリアファイルを活用した方法が説明されている。<BR>書いてあることはなるほどと思えるものではであるが、インターネットエクスプローラーを使った電子ファイル管理術はパソコンのハードディスクに全ての情報を保存することが前提であるし、A4クリアファイルを活用した保管術は莫大な保管スペースがある著者ならではのものである。<BR>そのため、私が応用できるような方法は少なかった。ぴったりとはまる人と、あまり活用できない人とに分かれるのではないだろうか。