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| [入門+実践]要求を仕様化する技術・表現する技術 -仕様が書けていますか?
(
清水 吉男
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著者の実績に裏づけされた成功手法である。下記の項目は参考になった。<BR>また、要求仕様を明確化する普段からの心がけなど、示唆に富む点はあった。様々な問題例がでているので、設計者が一段上にステップアップするための自己分析やケーススタディとして使用すると良いだろう。<P>[気に入った論点]<BR>・従来の機能だけを書いた機能仕様書ではNGである。多面的な要求をまとめた要求仕様書を作成すべきである。<BR>・仕様だけでなく、要求を併記することで、開発依頼者と実開発の間の誤解を減らす。<P>難点は、文章が不要に長い点にある。二文,三文に分けられる文を、無理に一文にまとめている。要求仕様という抽象的で読解が難しいテーマを扱うためか、この難点には非常に参った。<BR>新しく読まれる方には、本文の「~で、~」や「~だが、~」の場所で文を区切って読むのをお勧めする。いくぶん理解しやすくなる。<BR>(とはいえ、この場合、結論を示す文が最後にくる。仔細な文を先に読まされて困惑させられる点は避けられない)<P>表形式の要求仕様書を用いるため、現業務で即座に適用するのは難しい場合もある。だが、本書に示す意図は今後の開発で役立つと思う。しばし机の上に置き、参照しようと思う。
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