一生に一度は、がむしゃらに頑張る時期が必要である。<BR>人生の目的は、最初から見つかるはずはないのであり、いま成すべきことをがむしゃらになってしているうちに、自然と見えてくるものなのだ。<BR>いまからつくっていく明日の自分こそ、本当の自分である。<P>この本を読むと、人生の目的が見つけられる、魔法の杖が探せるかもしれない?
人生の目的は、楽しいものでなければ意味がない、そして、それは頭で考えるものではなく心で感じるものである、と著者は言う。では、どうすればその楽しさを感じられるのか。そのための発想の工夫や考え方が非常にわかりやすく本書には書かれている。成功には「社会的成功」と「人間的成功」があり、「社会的成功」だけでは人は行き詰るときがある。人は何のために生きるのかということにどうしてもこだわり、その意味を探す。しかし見つからないようになっている。それは見つけるものではなく、感じるものだからである。人生を何のために使うかという発想が必要になる。つまり人生には目的が大切であるということになる。そしてその目的は結局のところ、「自分を喜ばせる幸せ」か「自分以外を喜ばせる幸せ」か、そのどちらかに行きつく。真の成功者は「自分以外を喜ばせる幸せ」を知っている、と著者は言う。<BR> ふだん誰もが感じていることを具体的に語ってくれて自分で考えるきっかけを与えてくれる本です。若い人だけでなく、もうすぐ退職される方や、毎日の仕事で忙しい中高年の方等、あらゆる層の人にお勧めできる中身の濃い本です。
いろいろな啓発本で、<BR>考え方の変え方等が述べられているが、<BR>読み終わって、<BR>時間が経つと気持ちが冷めて<BR>実践できないことが多い。<P>その理由がよく分かります。<BR>潜在意識から変えないとだめなんですね。