高岡英夫氏の「ゆる体操」や「センター」系本は、いろいろ読み漁ったが、本書はその中でも出色の明快さと面白さです。<P>序論の高岡氏の短い自伝部分も面白いし、今をときめく斎藤孝氏との関係とかも、高岡氏は初めて公表した。どうりで、両氏とも、なんか「かぶる」ことを書いておられるなあと、私が思ったわけだ。まあ、このあたりの「ビミョー」さは、読者が御自分であたってください。<P>本書の最高の部分は、寝たままできる「黄金のゆる体操3点セット」。これ、ほんとうに効きます。こんなに楽で、こんなに簡単で、こんなに効き目があるなんて、奇跡の「ゆる体操」の決定版です。なぜ効果があるのかの説明も、非常にわかりやすいです。<P>「身体のセンター」に関する高岡氏の説明は、従来のセンターに関する説明の中でも、ダントツにわかりやすいです。<P>従来の「ゆる体操」でさえ面倒だというズボラな方々に、ぜひとも本書を推薦します。凄い知恵が、こんな値段で手に入る。いい世の中です。
本書では高岡氏がゆる体操に辿り着くまでの過程・苦しさ、またゆる体操実践の効果が詳細に説明してある。<BR> あの明治暖学教授の斎藤孝氏との交遊録には驚かされた。また高岡氏が斎藤氏の媒酌人であることも貴重な資料として紹介してあった。<BR> ますます、ゆる体操の奥深さに感銘を受ける次第である。
ビジネス版ゆる体操の本でありながらも<BR>著者の数多い本の中で、初めて半生が明かされた1冊として楽しめる<BR>若い頃はうつ病状態であった話や、あの斎藤孝を弟子にしたがえ研究に励んだ話など、前半はかなり衝撃的な内容が満載<BR>今テレビなどで見る著者の姿からはちょっと想像できない<BR>肝心の体操は、数は少ないが、体操によって変わる身体のメカニズムの説明は他のどの本よりも秀逸。奥深い身体の世界が堪能できる<P>高岡ファンであれば必ず読むべきです