ものすごく面白い本です。<BR>複数の有名なアメリカのトレーダーのインタビューが載せられています。<BR>多くのトレーダーが失敗を経験しており、彼らの失敗を知ることはこれから市場に参加する人に役立つでしょう。<BR>もちろん実践にはまったく真似のできないとレーダーもいます。<BR>しかし、いくらかのこの本の書かれている方法論は役に立つものだと思います。<BR>ほとんどのトレーダーが真摯に規律を持ちながらトレードしているという話は、アスリートや経営者が努力していく過程にも非常に似ています。<BR>自己啓発にも役立つことでしょう。<BR>投資の方法はいろいろです。私自身チャートは市販のものでは満足できず、いろいろな指標を取り入れています。<BR>この本を読んで私自身まだお話にならないと実感しました。<BR>どの世界でも一流には理由があると心から感じました。
「魔術師たちの金言65か条」という章が最後のほうにあって、そこが役に立つか。<P>一般に翻訳本は日本語の文章として読めても、原著者の認識のニュアンスが読み取りにくい・蒸留水みたいな訳文で書かれがちなので、読む気があまりしない。<BR>この本も少し読むと、薬用石鹸で顔を洗ったあとみたいに神経の襞がひりひりしてきて、アルコールを喉に流し込みたくなる。<P>「7.マーケットの観察記録をつける<BR> 大急ぎで経験を積むわけにはいかないが、記憶に頼らずマーケットの観察を書き残すことによって効率はぐっと高まる」とある。<P>これは前項「6.トレーダーとして成功するには時間がかかる」の続きだ。<P>「性急にやっても経験を積んだことにはならない。だが、マーケットの観察を書き残せば経験を積む効率はぐっと高まる。記憶はあてにしてはいけない。」とでも訳すべきだろう。<P>株式売買の実体験のある人がすみずみまで目を通していたら、もっとよい本になったかも。
読み物としてはおもしろいが、どうだろう?<BR>個人投資家に有益かといえば、答えは否と思う。<BR>何かに書いているが、これを読んでファンドマネージャーのやり方を垣間見れるような感じの感想を見たが、それを知ってどうするのか?<P>確かにこんな風になりたいと啓蒙の役割はあるかもしれないが、それ以外の価値はないだろう。