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信用取引入門―基礎知識から投資戦略まで ( 楠 雄治 倉林 るみ子 福永 博之 )

パンローリングの本は高い!失敗すると腹が立ちます。でも、この本はおすすめです。解説はとてもわかりやすく、かといって何もはしょっていません。図や表は味気なくて教科書みたいなんですが、それがまたシンプルでよくできています。信用取引口座をこれから開設しようというビギナーはネットで情報をかいつまんで勉強するより、これを一冊読んだほうが絶対後々のためになります。すでに信用取引をやっている人も、信用取引の仕組みを使った「ならではの儲け方」ができるようになると思います。

これまで信用取引をてがけたことがない人にとっては、まさに入門書として、信用取引の仕組み、かかるコスト、心構え等について、図表などを交えながら丁寧に解説されている。書式も字の間隔が取られていて読みやすい。付録として用語集などもつけられている。現物の取引を現在行っており、これからあらたに信用取引をはじめようとする人にとっては適切な内容の書籍であろう。DLJ証券のスタッフが執筆しており、出版時期の関係もあって松井の無期限信用などについてはふれられていないが、今日的なネット証券での信用取引の点から整理されている点もよい。

DLJのスタッフによって書かれた信用取引の解説書です。本屋に並んでいる様々な信用取引の本も読みましたが、この本以上に詳しい本は今のところないようです。ダントツのオススメです。DLJに顧客から寄せられた質問などを反映させているだけあって、まさにカユイところに手が届く内容となっています。株は買いだけでなく、カラ売りを加えるだけで格段に世界が広がります。投資の醍醐味を教えてくれる本です。信用取引はこれ一冊で十分でしょう。

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