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| おおきな木
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シェル・シルヴァスタイン
ほんだ きんいちろう
Shel Silverstein
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初めてこの本に出会ってから10数年が経ちます。普段は忘れているけれど、いつも心のどこかにあって、ふとした時に思い出される物語です。ある時にはそんな愛があるんだと肯定してみたり、時にはそんなの愛じゃないと否定してみたり、もっと違う解釈があるのではと色々考えさせられ続けました。そして、この物語に慰められたり、怒ったりとしながら、少しずつ心が潤ってきた気がします。子供はもちろん、子供のいる人もいない人も、あらゆる年齢の方に読んでもらいたい本です。 この本を始めて読んだとき、涙でページを進める事が出来ないくらい号泣しました。木の少年に対する愛の深さに感動すると共に、木が、与える事によって少年を愛し喜びを与える事で、木もまた少年に与える事の出来る幸せをもらっていたんだなぁと解釈しました。<P>本の対象年齢が4-8歳になっていますが、大切な人がいるすべての人に読んで欲しいなぁと思う本です。 本当に感動しました。木の、男の子に対する愛の深さがすごく伝わってきて、涙が止まりませんでした。小さい子供がいるお母さんは、ぜひ、お子さんにも読んであげてください。
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