おそらくこの本は、学校の先生が主に読まれると役に立つと思いますが、(はっきりって、学習者自身がこの本を読む頃には、すでに学習者の学習スタイルは偏って定着しており、自覚的に修正することはかなりの労力を伴うと思う。)一番読んでほしいな、と思ったのは、まだ学習スタイルが固定していない、小学生の子を持つ親。<BR>今、学校の問題点としてよく挙げられる、いじめ、学級崩壊をはじめとする話題とは別の次元で、「学習とは何か」を問うべきです。この本によれば、多くの親が思っているように「学校でまじめに勉強してさえくれれば」それなりに良い影響があるだろう、というような期待はそもそもできない、ということが分かるのではないでしょうか。私は、通常学校で行われている授業自体が、学習者本人にとっていかに弊害となるかを実感しました。
目からウロコです。<P>いままで一生懸命憶えるということをやってきましたが、<BR>その勉強法がダメだとわかった一冊です。<P>特に納得したのはたくさん詰め込むと忘れるのは無意味記憶<BR>(「あうぃおえgjq」みたいな)という意味のない場合で、<BR>逆に有意味記憶はその知識をサポートする流れや理由や<BR>考えの原則などの量が増えるほど理解が深まり<BR>どんどん記憶も定着するそうです。<BR>ほかにも単純暗記よりもきちんと理解すれば<BR>それ程繰り返さなくても良いとか、非常に勇気付けられました。<P>自分もこの本を手にとてから意識して<BR>有意味記憶になるように勉強してきましたが、<BR>飛躍的に憶える力も定着する力も伸びているようです。<P>もし勉強法に迷いがあるならば絶対に読むべき一冊だと思います。<BR>あと野口由起夫先生の超勉強法にも取り上げられたことがあるようです。