先日、あるサイトでマーガリンや食用油脂に含まれるトランス脂肪酸の害について知る機会があった。無知ほど恐ろしいものはない。もともと有機野菜の宅配を利用し、極力できあいのものやファーストフードに頼らずに菜食中心の食生活を送ってはいたものの、今口にしているものが本当に安全かどうか、いったい誰が保証してくれるのかというと、自分が知識をもって、賢明に選択をしていくほかはないという結論に達する。この本はそういった知を得るために検索して購入したものだが、ここにとりあげられているものがすべてではないし、データがないからといって、掲載されていないものもある。諦めて汚染されたものを口にするか、少しでも添加物の危険を回避するか、究極の選択でもある。本書は食品だけでなく、化粧品に関してもデータが掲載されているので、特に女性にお勧めしたい1冊。
一度は目を通しておいた方がいい本だと思います。<BR>表題にあるように、食品や化粧品などの危険性を、それぞれの化学薬品などに分類して説明してくれているので、「危険なものチェック辞典」のような使い方ができると思います。<P>ただ、この本を読むと日常生活に欠かせないほとんどのものに、危険が潜んでいるような思いに駆られるので、少々困惑します。<P>しかし、危険なものが含まれている物を「買うな」といっている訳ではなく、少しでいいから危険と思われるものを各自が把握しつつ、毎日の買い物の中から、それらをちょっと排除して行けばいいんじゃないか?と思えるようになりました。<P>ただ単に不安をあおる本ではなく、最低限知っておいても良い「知識」を広めてくれる重要な情報源だと私は思いました。
良いんですが、たくさんのものをコンパクトにまとめている為、内容が薄っぺらなのが残念です。<BR>下に一人非難してるレビュアーがいますが、読む限りとにかく非難したいだけのように思えます。<BR>ラウリル硫酸ナトリウムなどは有害性が指摘されていても、ほとんどのシャンプーに使われています。<BR>薬局やスーパーに並んでいるものから、まっとうなものを選ぶために役に立ってくれるかもしれません。