日本の歴史を学ぶには外せない人たちですね。<BR>何が真実かなんてわからないけれど、彼らに対して共感する部分がなければ、成功者にはなれないんだろうなと思います。<BR>児玉誉士夫、小佐野賢治、笹川良一等それぞれを著した本を今後読んでいきたいと思いました。<BR>まずは、田中角栄に関する本でも読んでみようと思います。
人間は本質的に善なのか?悪なのか?正義のヒーローにあこがれる反面、悪党にも心を奪われる時がある。そう、ヒトラーを信奉するものが未だに後を絶たないように。<BR> 「黒幕」-表に出ないというそれだけで負の香りが漂う彼らの経歴を紹介したものが本書です。児玉誉士夫、笹川良一といった超大物フィクサーから、許永中、浅田満といった比較的最近の人物まで幅広く網羅しており、それだけでも価値があります。惜しむらくはムックという装丁のため紙幅が足らず、個々人の紹介が寸足らず気味だということです。本書は入門書だと割り切り、後は興味を持った人物を個別に当たるというやり方がベストでしょう。<BR> それにしても本書に納められた黒幕たちの経歴を見ると、貧しさの中苦学して身を起こしたり、差別をバネにして飛躍したり、思想的にはあくまでも純粋だったりと、読んでいてふと人間的魅力を感じてしまいそうになる瞬間があります。なぜ、彼らは闇の世界の住人となってしまったのか、我々も一歩踏み外しただけで「そちら側」へといってしまうのではないか、そもそも「表の世界」と彼らとの差は何か、そういったものに思いを巡らしてしまうのです。
なかなかおもしろい。 <BR>最近までは絶対書けなかった浅田満などに触れていて興味深い。 <BR>読んでいると叶美香とか細木数子、デビ夫人、美空ひばりがいかにおっかない世界に身を置いているかがわかる。 <P>笹川良一にも触れているのだがさてさて糸山先生は今後のJALをどうお考えなのやらとかそんなことを考えながら読むとおもしろい。 <BR>明らかに糸山先生の話題をこの章は外した気がする。 <P>21世紀を迎えて新たなるタブーの解禁に挑戦しているように思えた。 <P>おもしろい。 <BR>おもしろい。 <BR>おもしろい。 <P>もっと分厚くして欲しい。