中学受験で、国語の問題を解くときの根幹となるテクニックをまとめた本。<BR>具体と抽象、絶対と相対、特殊と普遍、主観と客観、事実と解釈と考え、<BR>を区別して読むようにしろと主張している。<BR>中学受験向けでここまで突っ込んで書かれたものはないだろう。<BR>小学生一人では読めないが、親が読めば、子供に国語を教えるとき役立つ。<BR>前作「最短期間で成績を上げる最強最後の学習法」とあわせて読むとよい。
本書は、子供に与えるだけではいけないと思います。子供のそばに大人がついてあげてください。そして一緒に考えて、問題を一つ一つ解いていきましょう。そうすれば、必ず効果が期待できます。
私は、本を読むことが好きである。そんな私が、最近強く思うようになったことがひとつある。それは「文章を正確・精密に読み、それに書かれてある内容を100%頭脳に吸収したい」ということだ。 <BR> それを実現すべく、このサイトで「読解力」と打ち込んで検索して見つけたのが本書である。<BR> さて、本題の、本書の感想であるが、この本の対象年齢は小中学生がメインだということで、書いてあることが基本的すぎて、社会人である私が読むと、「なんだ、こんな簡単なことなの?」と、少々拍子抜けしてしまう。本書には「資格試験、昇級試験にも役に立つ」というようなことが冒頭に書いてあるが、「そうかなぁ…」という感じでイマイチ納得感が得られない。<BR> ただ、叙述は平明であるし、本書の本来の想定読者である小学生・中学生が読めば(その年頃の子供たちが興味を惹きそうな書き方をしてある)学力向上の一助になるかもしれない。国語を勉強したい学生、子供に勉強させたい親御さんは試しに買ってみてもいいのでは?