現行試験に対応するCiscoPressの書籍には本書とBCMSN認定テキスト第2版がありますが、<BR>解りやすさでは本書の方が優れています。<P>具体的には、<BR> ・1つの章が20~30ページ程度に統一されており、各章の内容の濃さにバラつきがない。<BR> ・不自然な翻訳がほとんど無く、読みやすい。<BR> ・各項目の最初に概要・目的がしっかり書かれているので内容の把握が容易。<BR> (認定テキスト第2版は、その項目について既知であることを前提にしている? ため、概要がやや解り難いところがある)<P>もし、2冊入手できれば<BR> 概要・目的を把握 → 本書(認定ガイド)<BR> 詳細 → 認定テキスト第2版<BR>という使い分けができそうです。
この本の内容を何度も繰り返して読むことで合格できました(初心者なんで、最初は理解するのに相当苦労しました)。各章ごとに、事前の理解度チェック問題と、トピック、章末のQ&A問題で自分がどれくらいわかっているか、その段階でのレベルを把握できてよかったです。<BR>また、ボリュームがあり技術的にも、奥深く記載されているので、試験勉強時に、本の内容を理解しておけば、試験後も技術書として使えます。(この点が一押しです。)<P>褒めてばっかりなんで、最後に残念だったこととして、単純な単語のスペルミスをしている箇所が結構ありました。
タイトルの通り、Cisco公認のガイドですので買って間違いはない書籍だと思います。<BR>特に、付録としてついてくるCD-ROMにシミュレーション問題があるのが大きな特長です。ただし、付録のCD-ROMは英語であること、そして必ずしも試験で出る問題ではないことに注意して下さい。あくまでおまけですので、問題を確認することとシミュレーション問題に慣れること程度に考えた方がよろしいかと思います。<BR>また、問題についても十分なボリュームがあります。最初に択一式、最後に記述式と章ごとに豊富な問題があるので、本当に理解しているのかを確認できます。記述式問題に答えられるようになると、同じような内容の択一式問題を容易に解けるようになります。<BR>範囲に関しても、現行試験(#642-811)で合格点を取る分はカバーしていると思います。流石に満点を取ることは難しいでしょうが。<BR>少し割高な感もありますが、CD-ROMと併せてなら値段相応の良書なのではないでしょうか。