本書の内容は3つに分かれると思います。<BR>1 GoFのデザインパターンのカタログの説明<BR>2 オブジェクト設計の説明<BR>3 Javaの技<P>僭越ながら1に関して助言します。<BR>本書でデザインパターンを学ばれる方は、GoF本(ISBN: 4797311126)の第1章(概論)を先に読んでください。<BR>GoF本の、表1.1、図1.1、表1.2、は参考になります。<BR>本書を読む際に参照してください。
デザインパターンをいち早くテーマにした良書。<P>現在、様々なデザインパターンの書籍が存在するが、デザインパターンの日本における先駆的な存在であると思う。<P>私はJAVA初心者であった頃に本書をいきなり購入した。<BR>はっきり言ってサッパリ理解できない部分がほとんどであった。<P>ただ、自身の経験が増えるたびに、読み返してみると<BR> 「なるほど。こういうことだったのか!」<BR>と、理解できている自分がうれしくなった。<P>正直言って一気に読むには難解であると思う。<BR>また、各JAVAの技術分野によっては、全く関係ないパターンもある。<BR>それを23個のデザインパターン全て覚えようとするのは、実務上無茶であるし、必要ないと思う。<P>長く自分の経験と共に付き合っていくには最高の良書である。<P>あえて酷評するなら、やはり初級から中級者にとって難しい部分は難しい。<BR>星5つとしたいところではあるが、初心者の頃の難しさは否めないので4つにしておく。<BR>2~3年後位には、星5つになると思う。
一、いくつかのパターンの説明がパターンの説明に重点が置かれているのではなく、オブジェクト指向の説明に重点が置かれている。<BR>二、いくつかのパターンの説明が分かりづらい。何がポイントかが不明。<P>デザインパターンの解説には、豊富なオブジェクト指向開発経験が必要なのではないだろうか。