C言語は勉強したし、VCの基礎くらいは勉強したのに、<BR>DirectXの本はどれも難しいと思っている人はたくさんいる<BR>のではないでしょうか？<P>それは、今までDirectXの入門書が、本来教えるべきステップを<BR>飛ばして書かれていたから。この本を読み終わったとき、<BR>私はそう思いました。<P>DirectXは、よくわからない定数や関数群でいっぱいです。<BR>その定数や関数群の使い道をくわしく教えてくれる本を<BR>今まで探していたのですが、やっと巡り逢えたと感じました。<P>テキストが５割、ソースの量が２割、図が３割ほどの割合で、<BR>とても丁寧かつ体系的な説明がされています。<BR>基本的なDirectGrapicsの概念を学ぶのに最適な本と言えるでしょう。<BR><P>注意点として、この本はDirectXの中で、DirectGraphicsの理解を目的<BR>として書かれていますので、その他については一切触れられていません。<BR>キーボードやコントローラを利用して操作したり、音声を再生したり<BR>する方法は触れられていませんので、他の本と合わせて読むのが<BR>良いでしょう。