昔、子どものころ火傷をしながら半田ごて片手にラジオなんか作っていました。<P>さすがに今は既製品のトランジスタアンプで音楽を聴いていますが、この本を読んだとき、昔の工具箱を引っ張り出してアンプのキットをネットで注文してしまいました。<P>今、真空管アンプが静かなブーム(らしい)ですが、どの本も理論的なことが多く結構難しい。この本のいいところはとにかく、全くの初心者でも「作れる」というところ。まあ、一応半田付けの練習くらいは事前にしたことに越したことは無いでしょうけど。<P>入門書にぴったりだと思います。<P>
この本の中にあるPCL86のアンプの設計者です。<BR>面白そうなので早速USBオーディオカードキットを買ってPCL86を作ってみました。<BR>ノートパソコンにつないで音を出してみましたがかなり満足の行く音になりました。<BR>秋葉原の某所に置いてありますので聞いてみてください。<BR>それとともに雑誌の記事の中にもキットとは別の真空管を使ったヘッドフォンアンプも発表予定です。
オーディオ関係の本を見て感心するのは写真がとてもきれいな事。 <BR>きっとこういう撮り方があるんだろうなと思うけれど、写真の事は詳しくないのでよくわからない。 <P>昔、半田ごてでヤケドしながら工作してきた元ラジオ少年としてはパラパラ眺めるだけでも楽しい。 <P>本のコンセプトはiPodの様な携帯音源を自作のオーディオ機器で楽しもうというもの。 <P>対象は電子工作初心者向けらしく豊富な写真で丁寧に説明があるが、懇切と言うまでには至らない。 <BR>どの部品をどのように取り付けたら良いのかはよく分かる。 <BR>オーディオ機器はキットになっているからそれの付属の取説と合わせたらかなりな事は理解出来ると思うが、肝心のハンダ付けのコツというかノウハウの説明がほとんど無く(300文字程度の説明)、これとは別に電子工作入門の手引き書が必要だ。 <BR>出来るならば工作解説の動画入りCD,DVDがあれば良いのだけれど。 <P>また、キットが完成したあかつきには携帯音源との接続やスピーカーとの接続が必要だがそれらについても一切説明がない。 <P>まあ、キットの取説見たら解るかも知れないが、パソコンと周辺機器の接続にさえウロウロする女性も対象とするならば、これももっと紙面を割いて説明すべきだと思う。 <P>もし、女性がこの本を読んでオーディオ機器自作にチャレンジしたいと思うのだったらちょっとハードに詳しいボーイフレンドの存在が必要だ。 <P>しかし、小学生でもその気になればチャレンジ出来るので、これを機会に電気に興味を持てもらえたら理系離れが減るかも知れないので楽しみにしたい。 <P>星は三つといきたいところだが将来の電気系エンジニアに期待して四つとしよう。