SNSのビジネス化を考えている人には一読を薦める。<BR>SNSそのものの原理原則の深堀りはほどほどに、どのようなビジネスがありえるのか?いかに儲けるのか?の2点が詳しく書かれている。<BR>つまり①利用者の得られる価値は何か?②その際のビジネスモデルは何か?が分かりやすく書いてある。<BR>さらに、国内や米国のSNSサイトや事業者の特徴も掲載されており、具体例を探したい人には実践的。<BR>そこで、自分もビジネス化したくなってきたら、実現に向けたステップも分かりやすく書かれている。(そこだけがマイナス1)<BR>物足りないと言えば、文章でつらつら書かれているので、図や表をもっと組み合わせられていればもっと理解しやすい。
専門用語であろう単語を連発し、なんの補足説明もないまま話がすすめられていく。<BR>パソコンの横で用語検索しながらでないと読みにくくて仕方がない。<BR>新しい分野の解説書にしては読者を選ぶのではないでしょうか。
昨今、SNSの解説書は次第に種類が増えてきたが、SNSをビジネスの側面から書かれたものはほとんど見あたらない。<BR>本書は、米国の先進事例、社会学的見地からSNSの本質を俯瞰している。<BR>また、我が国のSNS萌芽事例のつぶさな取材を通じてSNSがビジネスとして確立しつつある現状を分析している。結論から言えば、「既にSNSはビジネスとなりうる」ということだ。<BR>ソーシャルネットワーク・マーケティングという視点で現状を眺めるにつけ、近い将来マーケティングと広告の大きなパラダイムシフトが起こることを予感させる。<BR>マーケティング担当者には是非目を通しておいて欲しい一冊だと思う。