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| うしろにいるのだあれ
(
ふくだ としお
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「うしろにいるのだあれ―うみのなかまたち」 の陸上版です。よく聴いていると、「前にいるのだあれ」とか「上にいるのだあれ」とか「下にいるのだあれ」など絵本のあちこちに次の動物が顔をのぞかせます。<BR> これまた子供の前で読むと人気があり、やはり遊び心のある絵本は子どもを引きつけるんだなと思いました。 13ヶ月の時から娘が大好きな本。上、下、前、後と位置関係の言葉が全てのページに使われているので、一緒に指でさして遊べます。カメさんの色使いがとてもきれいです。寝かせつける時、「キリンさんもゾウさんもうさちゃんも皆、おねんねしたね。 xx ちゃんもおねんねしようね」 と言うと説得力があるようで、静かに寝入ってくれる事が多く、助かっています。 「これは何の動物さんかな?」と質問形式で楽しめるだけでなく、まえ、うしろ、うえ、した、といった単純な位置関係も覚えられる優れもの。<BR>うちの子はまだ位置関係どころか動物の名前すら理解できていない赤ちゃんですが、読んであげるとページいっぱいにはっきりと描かれた動物たちの絵に興味津々で、目を丸くしながらページをなでなでしたりたたいたりして楽しそうですよ。
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