■レベル:易(社会人向)■分量:350頁,全10章(ミクロな世界・日常世界・エネルギー・反応・酸化還元・電池と電気分解・有機化合物・有機化学反応・油脂とタンパク質と糖類・現代生活),全27セクション,問題類なし。■解答解説:本文の解説は語り口調でゆっくりと丁寧。■紙面構成:2色刷。各セクション末に「まとめ」あり。同シリーズの『忘れてしまった高校の物理を復習する本』よりややボリュームを感じる。■特徴:背景を大事にしながら,一般常識レベルとして知っておきたい高校化学の初歩を学べる。数式は同シリーズの『物理』よりさらに少なく,気楽に読めるのがウレシイ。■補足:駿台人気講師である福間先生が執筆された『忘れてしまった高校の○○を復習する本』シリーズの一冊。東大教養学部を学部代表で卒業した秀才が,平凡な我々社会人に対して丁寧に「忘れてしまった化学」を思い出させてくれる涙モノの良書。
この本を読むまでは、本当に化学のことなんてキレイに忘れてしまっていました。<BR>(受験以来7年くらい全くやっていなかった)<BR>それが、この本を読み終えるころには、高3の受験生にも教えれるくらいまでになりました。<BR>この本のおかげで、また化学に興味がわき、もっと化学について勉強したくなりました。<BR>ただ、理論的に理解していくという内容で、<P>計算問題の解き方などは入ってないので、<BR>あまり時間のない受験生などにはそんなには勧めません。<BR>どちらかというと、これから化学を学んだりする一年生や、理論的なものに興味のある人にお勧めです。
確かに、教科書よりも分かりやすいですが、かなりボリュームある1冊。<P>恥ずかしながら現在化学系仕事をしながらも化学が苦手だった私はこれでなんとか克服しようとしましたが・・・これ1冊では無理でした。<P>ちょっと難しく感じる人は化学のカラー図説を見ると分かりやすいと思います。文章だけではよく分からなくても写真や図、モデルがあると結構入りやすいです。<P>復習するにはちょうどいいと思います。