この本を読めば、高校数学をすっかり忘れてしまった人でも、基本は押さえることができます。説明はとてもわかりやすく、1問1問紙に書いて問題を解いていけば、高校数学の基本がわかります。
「高校数学ってこんなにやさしかった!?」という副題はウソではありませんでした。<P>高校のときになぜこのような書がなかったのか残念でなりません。<P>数学の考え方、現実の世界での使われ方の説明に重点を置き、例題も容易な問題を選び、本質を理解することを目的としています。<P>特に、三角比・三角関数や複素数の説明では、まさに目からウロコ、といった感じでした。<P>数学にアレルギーをお持ちの方にも是非お勧めしたい、非常に良く出来た書です。
ビジネスや金融において数学の必要性を強く感じたため、数学を<BR>勉強しようと思いました。ビジネスや金融において必要な数学の<BR>知識は、高校数学レベルと聞きました。そこで、文系の私でも始<BR>められそうな高校数学の入門書を探していた時、この本に出会い<BR>ました。<P>解説は丁寧で、中学数学を終了した人は、次のステップとしてこ<BR>の本をお勧めいたします。<P>本来なら5つ星を付けるところですが、2点誤植があるために4つ<BR>星です。<P>258ページの「期待値」の金額が間違っています。(100円→500円)<P>270ページのベン図で,上の2つの表記が逆向き。<P>なお、この本は、単純に数学の本です。ビジネスや金融の本では<BR>ありません。ビジネスや金融を学ぶ方は、他に書物が必要です。