無機化学参考書の中でベストだと思われる。<BR>無機が苦手な人はこの書物を読み込めば逆に得意分野となるだろう。<P>問題集の中で無機分野は穴があきやすく、それ相応の対処をしなければならないが、主軸となる問題集の無機分野のかわりにこの本を使うよい。覚えにくいことが多い無機だが、語呂あわせなどもあり、なおかつ系統立てて覚えられる優れた構成となっている。<P>読みやすく、面白い、あきない、それでわかりやすい。<P>形容すればこのような感じである。難関大レベルまでの基礎から標準の知識を網羅しており、後は過去問程度だろう。センターでも高得点を望める。<P>最低5回は通読し、知識を完璧にするとよい。全然苦にはならないので面白く学習ができる。問題集と参考書が融合した究極の一冊だろう。<P>是非お勧めしたい一冊である。
僕は無機がほんっとーに苦手で授業聞いててもちんぷんかんぷんでした。けどこの本と出合って「なんだそんなことか!!」みたいな。イラストありで読みやすく、無機好きになりました(^^)具体的に内容を説明した後ポイントでまとめ、さらにそのあと問題、最終チェックとあり、一回読むだけで重要事項が3回ぐらいおさらいできるので効率よいです。2回目に読むときは問題とチェックだけすればよいのではないでしょうか?基礎から大学で習うはずのところ(覚えなくてよいところは覚えなくてよいと書いてあるので安心です)まで解説してあるので、どなたにでもおすすめです。
本著は、一参考書のレベルを超越している名著である。<P>例えば、昔機械操作に暗い人間がビデオ等をいじる時に、「ここを押して」「それからあそこを押して」風に段取りだけを暗記しているような類があったと思う。そうすると、それぞれの機能や役割と言った「訳」がわかっていないので、段取りの一部を忘れると全て操作が止まってしまうことになる。<P>「無機化学」という分野は従来ともすると単なる暗記分野で、訳もわからず、受験の傾向に合わせて問題を数多く解けばなんとかなるというような風潮で流されてきた。そこで、このような「革命的参考書」が登場したのである。<BR>本著はイラストやユニークな話法を交えて、まさに無機的な無機化学の領域をいきいきと説明し、「訳をわからせてくれる」のだ。<P>「ものしり」なことはそれ自体でも凄いことだが、「訳がわかって」いればこれ以上強いものは無い。そして、これからの時代は「訳がわかっているヤツ」が生き残り、「訳のわからないヤツ」が相手にされなくなっていく時代でもある。<P>大学受験生は勿論のこと、久しぶりに過去の知識を整理したい社会人や実務家にも最適な一冊である。是非ともおすすめしたい。