題名の通り、基礎的な説明を中心に書かれているので復習には適当な書籍です。<BR>しかしながら問題や説明の例図はセンター試験などに比べると単純なものが多く、各単元の説明もセンター試験で必要な深さまで到達していないと思える点が多かったように思います。<BR> この本が書店に置かれているとき、「ゼロから始めて100点まで取れる」といったようなフレーズがあるかもしれませんが、あくまでこの本は基本的な事項の復習に用い、問題を解くことによってより複雑な問題に慣れていく方が効率的だと思います。
センター地学に重点を置いた、数少ない参考書です。<BR>地学を学習していない人でも、語り口調形式(なぜか関西弁)で<BR>丁寧に説明されており、また各単元の最後に過去問が1~2題掲載され<BR>ていて、その場で簡単な知識の確認ができるようになっています。<BR>また、一通り学校等で学習を終えた人も、本当にセンターに必要な<BR>基礎知識の確認のために一読するだけで、大分変わると思います。<BR>ただ、理系科目特性というか、この本の基礎知識や確認問題だけでは、<BR>なかなか点には結びつかないので、やはりこの本の後に模試問題<BR>などで知識の定着と思考力を見につける必要があります。<BR>旧課程ⅠBにも新課程Ⅰにも対応しているらしいので、<BR>二年に渡ってお世話になれます・・・。