家畜とされている動物たちがどのような扱いをされているのかが詳しく書かれています。また屠場、食肉処理場の実態が生々しく書かれています。<BR> また、肉食が人間にどれだけ害を及ぼしているのかを、さまざまな研究データーを基に書かれています。<BR> 動物性食品を食べる前に是非読んでいただきたいです。<BR>
この本を最初に読んで何年も経つ。そして肉を一切食べなくなった今、改めて、もう一度目を通してみたいという気になった。ここには人間には肉が本当に必要ではないんだということが、歴史をたどったりしながら実にわかりやすく説明してある。もともと大食いな私、シーフードとそれ以外の植物性素材ならいくら食べても太らない。これを読めば、周りの人に「なぜ肉を食べないの?」と聞かれても、こうこうこういう理由で私には肉がいらないとはっきり答えられるようになる。
「肉を食べるべきか否か」をテーマにディベートする予定で、否定側の役回りになった方は、この本を読めば勝てると思います。<BR> 私はこの本を読むまで、食べ物と宗教の境界線を引くことは難しいと思っていましたが、この本は宗教色がゼロです。客観的データのみをもとに書かれています。<P> 菜食主義者で「もっと説得力のある説明をしたい」と思っている方、地球環境に興味のある方、動物を愛している方、食生活の見直したい方、食べ物の安全性が気になる方、そして最後に肉が大好きという方、一読の価値ありです。<BR>