前半はP2Mの概説です。受験される方にとってはマネジメントガイドを学ばれると思いますので、あまり有用ではないと思います。<BR>後半の問題集は、実際の試験問題はもう少しレベルが高かったという印象ですが、学習進度の確認のためにはよいと思います。
本書の前半は、P2Mの生まれてきた背景やPMS/PMR等の試験要領のような内容になっています。この部分に関しては、P2Mの解説本や標準ガイドブックで充分だと思います。<P>私の場合、この本をPMS試験対策用として、後ろ3分の1に掲載されている予想問題のパートだけを、通勤時に反復して読み込んで利用しました。P2Mの標準ガイドブックは、2冊に分かれて新装されましたが、通勤で持ち歩けるようなサイズではありません。この本の予想問題の部分は、P2Mの基礎だけをしっかりと確認するには、充分事足りると思います。もちろんその上で、標準ガイドブックや参考図書による学習は必要です。<P>この本は、タイトルに期待するほどの内容では無いと思います。と言うより、タイトルが大袈裟過ぎますよね。もっとシンプルにページを薄くして、通勤用の試験対策冊子としてくれれば、手軽に使えると思うのですが・・・。