<BR> 相変わらず、ノリが良いです。<BR> 今回は、やっと宗介が自分の気持ちに気ずいて、かなめ、宗介、テッサの関係に決着がつきます。<P>自分の気持ちに気がついた時の宗助が、実に彼らしくて、とても好感が持てます。この展開は想像出来ませんでしたが、キャラクター的に考えて普通に気ずくのはまず無理なので、これで良かったと思います。その後のテッサへの言動も彼らしくて良いです。<P>かなめとテッサの方は、早めの決着で良かったと思います。このまま行くと、二人の性格上ダラダラと続きそうなので、むしろこの方が良いでしょう。<BR> ストーリーは、新展開に進む一歩手前な感じです。何時もながら、武器、兵器についての細かい描写が素晴しい。特に、マデューカス中尉の操艦には燃えました。<!P>今回は、かなめ、宗介ファンには特にオススメです。
タイトルの通りです。この話で宗介のテッサ・カナメに対する意思表示がハッキリします。しかし、テッサの宣戦布告から時間が経ちすぎている上に、途中の短編も散発的であったため、盛り上がりにイマイチ欠けます。ちょっと宗介の意思表示もあっさりしていましたね。宗介らしいと言えば宗介らしいのですが。私的見解としては、贅沢を言うようですがテッサ・カナメの恋愛バトルをメインに一本、長編のお話しを挟んでからの方がよかったかもしれません。話の構成等作者にとってとても難しい話になりそうですが、今回はちょっと安易な選択をしてしまったかな?との印象があります。もうちょっとテッサとカナメの絡みがあっても良かったと思います。(まぁ、絡んだらカナメがいきなり戦闘放棄しそうですが・・・笑)その他については申し分なし。武器に関する詳細な考察、デティール潜水艦の運用、その他賀東さんの良さというモノが十二分に発揮されています。(ちょっと軍事的な専門用語などの知識がないと、どういう操船を行っているのか等が分かりにくいですが、その部分は読み飛ばしてしまっても十分面白いです。)マデューカスさんの見せ場にご注目あれ。星のうちわけはストーリー、設定、武器考察、その他諸々を合わせ星4つ。テッサとカナメの決着があっさり過ぎたので減点1つ星、と言ったところです。テッサ・カナメの決着はちょっと残念。