進展がすごいです。宗助とかなめの前にレナードが現れたり、ミスリル対アマルガムの戦闘があったり新しいASが出たりするけど・・・・<BR>宗助とかなめの心の進展がいちばん良いデス<BR>とにかく進展が激しい巻です<BR>でも、良いところでおわりすぎじゃ。<BR>と思うと思います<BR>じゃから、買うなら次の長編と一緒がいいかもしれません<BR>でも、でも絶対によんだほうがいいです<BR>のめり込むから
ついに【アマルガム】が本気で動き出す。その目的は2つ。<BR>『かなめ』の拉致と、【ミスリル】の壊滅だ。<BR>【アマルガム】の多点同時攻撃に【ミスリル】は応戦。<BR>しかし、戦力差と新兵器に苦戦する。<BR>そして、【アーバレスト】も・・・。<P>今巻では、『宗介』と『かなめ』が日常から乖離していくのを感じた。<BR>『宗介』は学校生活を通して「平穏を生きている人間との溝」を埋めてきた。<BR>しかし、埋められないものに気づく。<BR>たくさんの人を殺してきた「過去」だ。<BR>『かなめ』もまた、『囁かれし者』として天才以上の知識を手にし、<BR>世間とのズレに頭を悩ませていた。<P>それでも日常を守ろうとする『宗介』と、混乱を極める『かなめ』。<BR>2人は『日常』を取り戻すことができるのだろうか。
6年半も続いているフルメタルパニックが本作で一つの節目を迎えます。宗介とかなめの状況は本書で一変します。そして、これまで時間をかけて築き上げた彼らの世界がほとんど全て崩壊してしまいます。また、崩壊はこれまでパラレルワールドのように存在し、終始笑いに満ち、平和の象徴でもあった短編の世界をも巻き込みます(本書ではあの林水も登場します)。<P>まさしく怒涛の展開で目が離せませんでした。圧巻です。<P>私は蓬莱学園短編を執筆していた頃から賀東招二を応援してきました。当時賀東招二は無名でしたが、真剣に人々を楽しませようとする姿勢が好きで彼に関心を持ちました。そして、私は彼の物語を読んで何度も笑い、怒り、そして感動してきました。結果、私はもう10年近く賀東招二のファンをやっています。<P>10年近く賀東招二のファンをやってきた読者の1人として、今回もきっと賀東招二は物語を上手くハッピーエンドへと導いてくれると信じています。破滅を回避しようと死に物狂いで頑張っている人々を嘲笑うような結末、これまで築き上げた全てを崩壊させるような結末だけはフルメタル・パニックの世界ではやってほしくないです。<P>次巻以降、宗介たちがこの絶望的な状況をひっくり返すことを楽しみにしています。