「家庭は質素に、社会は豊かに」この本の出版社である婦人の友社を創設した羽仁もと子さんの言葉です。<BR> この本の内容も、衣食住・時間管理に至るまで、暮らしを贅沢にせず、シンプルに生きましょう、と提唱しています。<BR> この本を読んで、ただ漠然と暮らすのではなく、各家庭がポリシーのある、文化的な生活をすることはこれからの将来を担う子供たちにとって、とても大切なことだと思いました。<BR> こういう生活そのものが、足を地にしっかりとつけて生きる、ということなのでしょう。社会の最小単位である家庭をどう運営していくかということは、家計や家事を繰り回している主婦の私たちにとって、とても責任重要なことだと、今更ながらに感じました。<BR> この本はいつも側において生活していくつもりです。
良い意味で普遍的な空気の流れる家庭科の教科書が昔から大好きでした。そんな雰囲気プラス主婦の先輩方々の少しも気取ったところのない言葉がズンと胸にきます。家事の参考になるハウツー本にとどまらず、読み物としても優秀な本です。<P>このシリーズでは後に出版されたインテリア版の方が人気があるみたいですが、家事全般にわたって心地よく清らかな哲学が感じられるこちらの方が私は好きです。
悪い評価をつけるのはどうかと迷ったのですが<BR>こんな意見もあるということでお許しください。<BR>たくさんのヒントが書いてあるのは本当ですが<BR>どれも主婦雑誌のアイデア記事以上のものはなく<BR>私にとっては目新しくないものでした。<BR>本をじっくりと読む時間も取れないから<BR>時間を作る方法を知りたいと思って購入しましたが<BR>文字中心の構成で写真が少なくて<BR>読みきるのに時間がかかってしまいました。