大前さんの記事は一部だけユニクロの柳井氏、ソフトブレーンの宋氏他の寄せ集めで構成されている。ドラッカーについて調べるきっかけにはなりましたが、それ以外は目新しい参考内容はなかった。人それぞれ能率の上がる勉強法や健康法はある。やるべき本質を見出せない人には方法論を説いてもムダな気もするが、そこを何とかするのが上司の役割であろう。その辺りで悩んでいる人には少しは役立つかも。大前氏の名前があれば売れると思って作った本のようにも思える。買ってまで読めとは言えません。
タイムマネジメントの面で、達人と呼べるような人たちの工夫を集めた“使える1冊”である。経営者からコンサルタントまで、様々なジャンル、人から情報を得ている点、特に冒頭のインタビューを通じた生の声を反映させている点がすばらしい。<P> さらに、ノウハウだけでなく、時間に対する姿勢についても多く触れられているのが、他書にない本書の特色だと言えよう。
他の方も書かれていますが、本書はビジネス雑誌「プレジデント」で何度か特集した「時間」についての記事を再編集してまとめたものであり、その中の(17人ほどのうちの)ひとつの記事が「大前研一氏」のものに過ぎません。私は中身を知っていてローソンの新浪氏やワタミフードの渡邉氏に魅かれて購入したのでなんら問題はないのですが、これを大前研一「ほか」著とするのは、大前ファンからすればがっかりだろうし、ここに登場する他のブレーンからすれば「失礼な話」ではないでしょうか?