華やかと言うより派手な銘仙をひっかけた、<BR>ルール無視のコスプレ的なkimonoブームを眺めて、<BR>ああいう着方は出来ないけど、でも、<BR>本当は着物を着てみたいのよね、という人にオススメ。<P>結城だ大島だとブランドにこだわらないで、<BR>地味にシンプルに、スッキリと美しく。<BR>普段に、さりげなく、ちょっと着たいだけなの、<BR>という要求に応えてくれている。<P>「うそつき」長襦袢に関しては、<BR>他の本でもいろいろ教えているので目新しい内容ではないが、<BR>やはり普段に着物を着たい人にとっては必見。<BR>できれば「うそつき」に替わる<BR>あたらしい名称を考えてくれるといいのに。<P>こういう本が売れていると言うことは、<BR>非常に健全なことだと思う。<BR>いまだに店頭で、振袖と留袖と訪問着と<BR>紬と言ったら大島ばかりで強引な客引き・勧誘をしている<BR>呉服チェーンが消えてくれることを望む。
「こういう、着物雑誌が欲しかった!」<BR>まさにそんな感じの1冊です!<P>だって、この前も書いたけど、「きものサロン」も「美しいキモノ」もとっても素敵だけど、<BR>やっぱり雰囲気はお金持ちのマダムだし、とても買えない値段の着物ばかり。<BR>豆千代とかもとっても「カワイイ~!」けど、20代後半の私が「あれをやっちゃいかんだろー。」<P>「でも、着物着たいの!着物のこともっと知りたいの!」<BR>という気持ちは押さえきれないので、「どうしたものかな~。」と思ってたら、<BR>「あったー!!!!!」<P>vol2は、「はじめての紬」。<BR>紬ってどんな種類があるのか、とか、どんな帯を合わせるのか。<BR>どんなBAGを持つのか…。スゴク参考になります!<BR>それから、「うそつき」大研究!これがすごく面白かったです。<BR>「うそつき」と言っても、着物の長襦袢の「うそつき」です。
銀座4丁目で「七緒」の店頭キャンペーンをしているところに<BR>たまたま通りかかりました。<BR>「着物」姿のはつらつとした若い女性お二人がとても嬉しそうに<BR>この本を紹介していらして、こちらも気持ちが弾みました。<BR>お二人とも本作りから携わっている方の様で、こちらの<BR>ささやかな疑問にも丁寧にお応えいただき恐縮しました。<BR>彼女達のような「着物」へ暖かい目線を送れる女性が<BR>作る本だからこそ、中身も濃く、すぐ活用できる内容の<BR>「七緒」になるのだなぁと納得しました。<BR>次号がますます楽しみです