2歳9ヵ月の息子のお気に入りの本です。かたことかたこと、という音が繰り返しながら少しずつリズムを変えてだんだん迫力が加わってくるところ、子供に媚びた絵ではなく少しグロテスクな程の表現やタッチで生き生きと描かれたところに、子供達はとても惹きつけられるんだろうと思います。公園の木の遊具でつりばしのようになってるものが近所にあるんですが、それをかたことかたこと、とぶつぶつ言いながら渡っているのを見たときは 大笑いしてしまいました!
子供の時に読んだ絵本....30年も経つのに思い出すのはいつもこの「がらがらどん」です。内容はよくあるお化け退治のお話なのですが、とても鮮明に記憶に残っています。他の方のレビューを見て「お子さんがとても好き」とあったのでなんだかうれしくなりました。「私も大好き」だったからです。きっとこの絵とお話のバランスがとても良いのではないでしょうか。是非是非お子様に読んであげてください。きっと私の様に思い出の作品のひとつになると思います。
親になり、こどもに読み聞かせてはじめてこの本の良さを実感しました。<BR>アンデルセンやグリムなどポピュラーな童話は頭で理解するようなところがあったのですが、この「がらがらどん」はすんなり溶け込めます。<BR>素朴な昔話のパワーでしょうか。<BR>或いは日本人の感覚に合っているのかもしれませんね。<P>もちろん子どもも大好きで、トロルごっこなるものをして遊んでいます。